MENU

BeReal(ビーリアル)の危険性は?中学生の親が知っておくべき3つの設定と「身バレ」を防ぐ親子ルール

「お母さん、今BeReal(ビーリアル)の時間だから!」

夕食の準備中、リビングで突然スマホを掲げる娘さんの姿を見て、戸惑いや不安を感じていませんか?「通知が来たら2分以内に投稿する」というBeReal特有のルールは、子供たちにとって刺激的ですが、保護者から見ればプライバシー漏洩の火種にしか見えないのも無理はありません。

「どこまでが安全なの?」「何に気をつければいいの?」そんな不安を抱えるお母様へ。この記事では、BeRealの正体と、今すぐ親子で確認すべき「3つの設定」、そして子供の流行を否定せずに守るための「家庭内ルール」を具体的に解説します。

この記事を書いた人:佐藤 結衣
佐藤 結衣
ITリテラシー教育アドバイザー
SNS安全利用・情報モラル教育

私自身、中学生の娘を持つ母です。娘が家の中で突然スマホを掲げた瞬間、私はゾッとしました。でも、頭ごなしに叱るのは逆効果。大切なのは、安全の境界線を一緒に引くこと。元SNS運営側の視点と母の視点で、今日からできる対策をお伝えします。

目次

なぜBeRealは「怖い」と感じるのか?保護者が直面する3つの具体的リスク

BeRealが他のSNS(InstagramやTikTok)と決定的に違うのは、「加工できない」「今すぐ撮らなければならない」というリアルタイム性です。この特徴が、保護者が感じる「得体の知れない恐怖」の正体です。具体的には、以下の3つのリスクが潜んでいます。

1. 位置情報による「自宅特定」のリスク
BeRealはデフォルトで位置情報がオンになっていることが多く、投稿と同時に「今どこにいるか」が地図上にピンポイントで表示されます。家の中で撮影すれば、それは「ここに住んでいます」と世界に発信しているのと同じです。

2. 「BTS機能」による意図せぬ映り込み
最新の機能である「BTS(Behind The Scenes)」は、シャッターを切る数秒前の動画も記録します。静止画では隠せていたはずの「散らかった部屋の様子」や「壁に貼った学校のプリント」、さらには「着替え中の家族」が映り込んでしまう危険性があります。

3. 「Discovery(ディスカバリー)」機能による見知らぬ人との接触
公開範囲を「全員」に設定していると、世界中のユーザーが閲覧できる「Discovery」欄に掲載されます。これにより、全く面識のない第三者からフォローされたり、スクショを撮られたりするリスクが急増します。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: BeRealの最大のリスクは「焦り」によるミスです。

なぜなら、2分以内という制限時間が、子供から「背景を確認する余裕」を奪ってしまうからです。まずは「遅れて投稿しても大丈夫(Late投稿)」という仕組みを親子で理解し、心の余裕を持つことが安全への第一歩です。

【3分で完了】娘・息子のスマホで今すぐ確認!安全を守る「必須設定」チェックリスト

不安を解消するために、まずはお子さんのスマホを一緒に見ながら、以下の設定が正しく行われているか確認しましょう。BeRealは設定次第で、「信頼できる友人間だけの安全なアルバム」に変えることができます。

親子安全設定チェックシート

確認項目推奨設定理由
位置情報の共有オフ自宅や学校の場所を特定されないため
公開範囲友達のみ知らない大人(第三者)との接触を防ぐため
BTS機能オフ撮影前後の予期せぬ映り込みを防ぐため
年齢制限13歳以上利用規約(安全基準)を遵守するため

特に注意したいのが「位置情報」です。BeRealでは、投稿ごとに設定を確認する必要があります。一度オフにしても、アップデートなどで設定が変わっていないか、定期的にチェックする習慣をつけましょう。

「ダメ!」と言う前に。子供が納得する「BeReal家庭内ルール」の作り方と伝え方

設定を済ませたら、次は「運用」です。一方的に禁止するのではなく、「なぜそのルールが必要か」を話し合い、お子さんが納得できる境界線を引くことが大切です。これが、デジタルネイティブ世代との信頼関係を築く鍵となります。

今日から使える!おすすめの家庭内ルール案

ルール具体的な行動子供への伝え方(例)
場所のルール壁を背にして撮る「部屋全体が映ると、お家の間取りがわかっちゃうから、壁をバックに撮ろうね」
情報のルール制服・名札は隠す「制服で学校がバレると、知らない人に待ち伏せされる危険があるから、隠してね」
時間のルール夜21時以降は投稿しない「夜は家族の時間。通知が来ても、明日の朝に『Late投稿』すればいいよ」

「BeReal」と「他のSNS(Instagramなど)」の大きな違いは、「映え」よりも「今この瞬間」を共有する文化にあります。だからこそ、背景に映り込む「生活感」がリスクになりやすいのです。この関係性を理解した上で、「壁を背にする」という具体的なアクションを提案してあげてください。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 「スクショ通知」を過信しないでください。

BeRealにはスクショを撮ると相手に通知が行く機能がありますが、別のスマホで画面を撮影(直撮り)されたら防げません。「一度ネットに出した写真は、二度と完全に消すことはできない(デジタルタトゥー)」というリスクを、折に触れて伝えていきましょう。

よくある質問(FAQ)

BeRealは何歳から使えますか?

利用規約により、13歳以上(中学生以上)が対象となっています。13歳未満の利用は、個人情報の取り扱いに関する法的基準を満たさないため、原則として禁止されています。

知らない人から友達申請が来たらどうすればいい?

「実際に会ったことのある友達以外は承認しない」というルールを徹底してください。Discovery機能を使っていると申請が来やすいため、まずは公開範囲を「友達のみ」に限定することをお勧めします。

投稿した写真は運営会社に利用されるのですか?

規約上、サービス向上のために利用される可能性はありますが、2024年に運営会社がVoodoo社(フランス)に買収され、プライバシーポリシーも更新されています。常に最新の規約を確認することが重要です。

今夜、お子さんと一緒に設定画面を開き、安全なBeRealライフの第一歩を踏み出しましょう。流行を「怖い」と遠ざけるのではなく、正しく知って見守ることで、親子間の新しいコミュニケーションが生まれるはずです。

参考文献・出典

BeReal Help Center – BeReal公式
少年非行・被害防止対策 – 警察庁

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次